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ドイツ年間ゲーム大賞受賞作が早くも第二弾!『チャレンジャーズ!:ビーチカップ』10月下旬に日本語版発売予定

『チャレンジャーズ!』というゲームをご存知でしょうか。今年のドイツ年間ゲーム大賞でエキスパートゲーム部門を受賞した作品で、デッキ構築をしてトーナメント戦をする対戦ゲームです。EJPゲームズでも先月の集合日に遊んでみました。まー、私は別のことしてて不参加だったんですが、参加者それぞれが全く違うコンセプトのデッキに仕上がっていたのが面白かったです。そんな『チャレンジャーズ!』の第二弾が10月下旬に発売されるとのことです。4Gamerに記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。TCG大会風ボードゲーム第2弾「チャレンジャーズ!:ビーチカップ」,ホビージャパンから10月下旬発売https://www.4gamer.net/games/743/G074311/20230928041/『チャレンジャーズ!』どんなゲーム?『チャレンジャーズ!』は世界最大のフラッグバトル大会で優勝を目指すボードゲームです。プレイヤーは大会の出場選手としてトーナメントを戦っていきます。予選となる7ラウンドを戦いファンを獲得し、上位2名による決勝戦で優勝者を決めるという、珍しい構成になっています。戦いはそれぞれのデッキを使ったカードバトルで行われ、ラウンド毎にあるデッキフェイズで自分のデッキに新たなカードを入れたり不要なカードを外したりして強化していきます。カードには、登場した時に特殊能力を発揮するものや、倒されたときに能力を発揮するもの、単純にパワーが高いものなど様々なものがあります。プレイヤーの好みやカードの引き運によって「力でねじ伏せるデッキ」や「効果を組み合わせたコンボデッキ」などそれぞれの特色が出てくるので、繰り返し遊んでも飽きが来ない作りになっています。ホビージャパン チャレンジャーズ!https://hobbyjapan.games/challengers/『チャレンジャーズ!:ビーチカップ』の内容は?『チャレンジャーズ!:ビーチカップ』は、単体でも遊べる独立拡張セットです。基本的なルールは上記の『チャレンジャーズ!』と同じですが、新要素もあるようです。1つは新能力の追加。カードがゲームの中心ですから、新能力を持った新カードの追加はゲームを大きく変化させてくれるでしょう。さらに、トレーナーカードというプレイヤー自身に固有能力を追加するカードが加わります。得意分野がはっきりすることでデッキ構築の方針も決めやすくなりそうですね。『チャレンジャーズ!』は8人まで遊べるゲームでしたが『チャレンジャーズ!:ビーチカップ』を加えると倍の16人まで遊べるとのことです。16人によるトーナメント戦……本当に大会のような規模ですが、大人数で遊ぶ機会がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ホビージャパン チャレンジャーズ!:ビーチカップhttps://hobbyjapan.games/challengers_beachcup/

名作協力ゲームが新パッケージで登場!『花火/HANABI 第二版』日本語版は10月下旬販売予定

最近、急に秋めいて来ましたが少し前まで花火大会とかやってましたね。夏っぽいこと何もしてないな……それはさておき、花火をモチーフにしたボードゲームはいくつかありますが、タイトルから直球勝負の有名ゲームがあります。その名も『花火/HANABI』という協力ゲームです。こちらのゲームがパッケージとカードを変えて第二版として販売されるとのことです。BROADに記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。協力型カードゲームに新版登場『花火/HANABI 第二版』日本語版が10月下旬発売https://broad.tokyo/news/29935『花火/HANABI』どんなゲーム?『花火/HANABI』は多人数協力ゲームで、手札からカードを色ごとに数字順に並べることで花火を打ち上げていきます。より多くの花火を無事に打ち上げるのが目標です。プレイヤーは、花火大会で火薬と導火線と発射薬を誤って混ぜてしまった花火師となり、互いに協力して、大惨事を防ぐことになります。改めて調べてみて驚いたんですが結構物騒なストーリーですね……それぞれのプレイヤーは自分のカードは見れず、他のプレイヤーのカードだけ見ることができます。カードの数字によっては場に出せない状態になってしまい打ち上げ失敗。3回失敗するとゲーム終了です。誰が何を持っている変わらないのでは、順番に出すのは不可能に誓いですが、手札を出さずにヒントを言うことができます。上手くヒントを出し合いお互いの手札を推測し合って、打ち上げ成功を目指しましょう。ボドゲーマ 花火https://bodoge.hoobby.net/games/hanabi第二版での違い第二版では箱とカードサイズが変更されます。金属製だった箱は紙製に、カードは正方形から長方形になるとのことです。より馴染みのある形状になりそうです。また、赤のトークンがカードになるとのこと。赤のトークンは打ち上げ失敗の回数を数えるためのカウンターなので、ゲーム性には影響のない変更ですね。ゲーム性に関わる変更としては「色の雪崩」拡張ルールが無くなったようです。これはカードの色数を増やす上級ルールで、色が増えることで難度と最高点が上がるというものです。上級ルールがカットされてしまうのはちょっと寂しい気もしますが、入門編としてみれば良いかも知れませんね。

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう『TRY AGAIN』

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第25回『TRY AGAIN』最近は無料のゲームというと、基本無料であれこれと課金するタイプのイメージが強くなってる気がしますがインディーズのブラウザゲームってのもありますよね。昔だとフラッシュゲームが色々公開されてました。今ではフラッシュプレイヤーがもうないですが、他の物を使って色々作られているんでしょうね。きっと。そんな訳で、今回のゲームはそういう感じの奴です。steamで買える、というか無料でダウンロードできるアクションゲームで15分くらいでクリアできるみたいです。Steam『TRY AGAIN』https://store.steampowered.com/app/2448340/TRY_AGAIN/ジャンプorスライディング シンプルなアクションゲーム本日は『TRY AGAIN』です。主人公はアクションゲームの操作キャラクターのBenny。このゲーム、登場人物がゲームであることを自覚しているタイプのメタい話をします。Bennyくんはアクションゲームがリリースされる直前になって「もっとかわいいキャラにしようよ。ぬいぐるみとか売れるよ」的な話でリストラの危機。そこでゲームの最終テストにかこつけて、何とか生き延びようとします。ゲームは基本的に横スクロールのジャンプアクション。障害物を跳び越したり登ったりするジャンプと、潜り抜けるスライディングを使い分けてコースを走り抜けます。ステージの所々で奥に向かって進む3Dアクションになったりしますが、ジャンプ・スライディングで障害物を超えていくところは変わらない様子です。シンプルなアクションゲームですね。迷走するゲームデザイナーBennyはゲーム中ゲームデザイナーと対話します。デザイナーは迷走している雰囲気。迷走しているせいか途中でステージギミックが変わったりするようです。とは言え、スポンサー的な人にあれこれ言われてるっぽいので仕方なさそうです。決定権を持っている立場の人が思いつきで動くと現場は振り回されて大変! 振り回されているデザイナーに振り回されるBennyはもっと大変!!このゲーム、日本語には対応していないモノの、単語が読めれば何となくどんなことで揉めているのか分かるということでプレイに支障はないようです。なかなかリリースされないゲームの裏で起きている作り手とキャラクターの物語。遊んでみましょうかね。無料だし。

『街コロ』『街コロ通』が一つのパッケージで楽しめるデジタル版『みんなと街コロ』2024年発売予定

本日はボードゲームのデジタル化についての話題です。9月21日(木)~9月24日(日)にかけて東京ゲームショウが開催されました。そのインディーゲームコーナーにて『みんなと街コロ』のプレイアブル展示が行われていたようです。『みんなと街コロ』は『街コロ』とその第二弾にあたる『街コロ通』が1つのパッケージで遊べるデジタルゲームです。東京ゲームショウ出展に際してPR TIMES にプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。「グランデイング株式会社」 『みんなと街コロ』TGS2023ブース出展のお知らせhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000086022.html『街コロ』『街コロ通』どんなゲーム?『街コロ』は麦畑とパン屋しかない村を開発して、大都会に発展させる拡大再生産ゲームです。サイコロの出目に応じたコインを獲得し、街に新しいお店や施設を増やしていきます。お店や施設にはそれぞれ効果があり、どんな組み合わせにするか考えながら施設を増やしていくのが面白い所です。最終的に「ランドマーク」と呼ばれる大都会の証となる建物を全て建設したプレイヤーの勝利となります。『街コロ通』は『街コロ』をより遊びやすくルール変更、カード調整を行ったバージョンです。建てられる施設が偏りにくくなったり、ランドマークが増量されたり。全体的に選択肢を増やしつつ、ゲームスピードが上がるように調整されているようです。Grounding inc. 街コロhttps://www.g-rounding.com/board-game/%E8%A1%97%E3%82%B3%E3%83%AD/Grounding inc. 街コロ通https://www.g-rounding.com/board-game/%E8%A1%97%E3%82%B3%E3%83%AD%E9%80%9A%EF%BC%88%E3%83%84%E3%83%BC%EF%BC%89-2-3/アップデート、DLCにも期待デジタル版街コロ『みんなと街コロ』は2024年発売予定なのでだいぶ気が早い話であるのですが、拡張セットのDLCも期待できます。街コロには『街コロ+』『街コロ#』という2種類の拡張があり、どちらも施設やランドマークを追加するセットになっています。また、街コロ#では「休業」というシステムが追加されるようです。どちらも街コロに慣れた人向けの拡張で、新しい戦術やカード間のシナジーが生まれるのでファンからの評価も高い様子。『みんなと街コロ』の売れ行きが好調なら拡張も出てくれるかもしれませんね。プラットフォームはswitch、steamを予定しているとのこと。クロスプラットフォームはあるのかな?『みんなと街コロ』オフィシャルトレーラーhttps://www.youtube.com/watch?v=ec6rDRXp5b8Grounding inc. みんなと街コロhttps://www.g-rounding.com/workslist/m-machikoro/

人気RPGモチーフのボードゲーム『ファイナルファンタジーVIIリメイク ボードゲーム マテリアハンター』予約販売開始!

RPGの代表作と言えば、ドラゴンクエストかファイナルファンタジーか、という人が多いのではないでしょうか。他にも名作は色々ありますが知名度ではこの二つが群を抜いていると思います。ちなみに私はメタルマックス2が好きです。知らない人はいないであろうファイナルファンタジーのナンバリングの中でも人気が高いFFVIIをモチーフにしたボードゲームが発売されるとのことです。電ファミニコゲーマーに記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。『ファイナルファンタジーVIIリメイク ボードゲーム マテリアハンター』の予約販売が開始。人気キャラクターの「ティファ」や「セフィロス」を使って「マテリア」を相手より集めようhttps://news.denfaminicogamer.jp/news/230920k『ファイナルファンタジーVIIリメイク ボードゲーム マテリアハンター』どんなゲーム?『ファイナルファンタジーVIIリメイク ボードゲーム マテリアハンター』は2020年にリメイクされた『ファイナルファンタジーVII』をモチーフにしたボードゲームです。ティファ、クラウドといった人気キャラクターがそれぞれ特殊能力を持ったカードとして登場し、1対1または2体2のチームでマテリアの争奪戦を行います。手札やキャラクターの効果を使い、5種類あるマテリアを取り合うのですが、マテリアは80枚のカードで表現されており、内訳は公開されていませんが1種類につき16枚程度ある様子です。この16枚のカードをより多く集めた方がその色のマテリアを獲得したことになり、より多くのマテリアを獲得したプレイヤーの勝利となります。『ファイナルファンタジーVIIリメイク ボードゲーム マテリアハンター』販売ページhttps://store.jp.square-enix.com/item/MFF700363.htmlストーリー要素はなさそうRPGの魅力は物語の面白さと、その物語を自分で進めて行ける臨場感だと思います。一本道でムービーを見る時間がメインになる作品が不評で、プレイヤーが自分の選択で干渉出来る要素が多い自由度の高い作品が評価されるのはそういった事情かなと思っています。自然とRPGを遊んだあと思い出になるのはストーリーや印象的なシーン、その中で見える登場人物の魅力が中心になりがちですよね。手ごわかったボスとか攻略とかも印象に残りますが、やはり物語と人物がメインコンテンツになるでしょう。さて、今回のボドゲ化はあくまで名作RPGをモチーフにしているという形で、FFVIIのストーリーを追体験できるというような要素はない様子です。人気キャラクターが多数登場しているので、それだけでも十分嬉しいというファンにはオススメできますが、ストーリーを思い出しながら楽しみたいという方はご注意ください。予約販売は9月21日から開始され、発売予定日は2024年3月、値段は4000円(税別)です。

ラッキーナンバー

どんな人にお薦め数字を使った配置ゲームが好きな人。運を味方に、ゲームを楽しみたい人に。ボドトレで利用したい理由ルールはシンプルながら、運要素と戦略性ががほどよいバランスのタイル配置ゲーム。自分の盤面を仕上げていくことに集中しがちだが、相手の盤面も見ながら、対戦相手が有利にならないように、整えていくのがポイントになる。あと、もうちょっと、というところで負けてしまったり、引きがよく勝利することもあり、何度もやりたくなるので、そのもっと!を体験して欲しい。ゲーム概要自分の4×4のボードに、1~20までの数字を、縦横、小さい数字から大きい数字になるように埋めていく。手番に、場にある裏向きのピースか、誰かが捨てた、表向きのピース(数字が公開されている)のどちらかを配置する。最初にボードを全て埋めた人が勝利。参考URLhttps://boku-boardgame.net/lucky-numbers

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう『ゴースト トリック』

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第24回『ゴースト トリック』本日のゲームは、昔CMか何かでチラッと見たことがあって気になっていたタイトルです。スタイリッシュかつ独特な雰囲気で妙に印象に残っていたんですが、購入しないまま時は過ぎ……そして何年もしてから「知られざる名作」みたいに紹介されているのを見て、あーあったなー、となっていました。そんな作品が今ならSteamでHDリマスター版が購入できます。良い時代になったもんですわ。Steam『ゴースト トリック』https://store.steampowered.com/app/1967430/_/ミステリーアドベンチャーパズル本日は『ゴースト トリック』です。主人公は街のカタスミで死んだ謎まみれの男「シセル」。彼はゲーム開始時にすでに死亡しており、霊魂として現実に干渉していきます。人の死から4分前まで時間をさかのぼり、様々な物体に乗り移って事前にモノの配置などを準備しておくことで近い未来に起きる運命を変えていくのが、このゲームのメインの部分のようです。ストアページの動画やスクリーンショットを見るとピタゴラスイッチみたいで面白いですね。人物の行動によっては予想外の展開になるかも……ちょっとワクワクします。パズルを解き明かして、死の運命を回避できるでしょうか。評価の高いシナリオこのゲーム、パズル要素の評価も高いのですがストーリーの評価もとても高いようです。記憶喪失の主人公、その死の謎を追っていく展開、深まる謎。ボリュームは8時間ほどでエンディングまで進めるようで、お値段からするとちょっと短いかな?という印象。ですが、ミステリーって長ければ良いってことじゃないですよね。3分で読み終わるミステリーでも秀逸なラストで時間以上の楽しさを与えてくれる作品だってあります。ゲーム中のストーリーではわずか一夜の出来事ということで、これはむしろ短い時間で美しくラストを締めくくるタイプのシナリオっぽいです。期待が高まりますね。セール来たら買おうかな。

近代日本経済の父 渋沢栄一を学べる『渋沢栄一人生ゲーム』熊谷市筑波でイベント開催

本日はちょっと変わったボードゲームの話題です。新一万円札の肖像として一気に知名度が上がった偉人、渋沢栄一にまつわるボードゲームです。渋沢栄一の出身地である埼玉県が郷土を代表する偉人への関心を高めるために、『渋沢栄一人生ゲーム』を制作しました。去る9月18日に熊谷市筑波のコワーキングスペースにて起業家精神を学ぶイベントが開かれたとのことで、地元の新聞で取り上げられています。まずはそちらの記事をどうぞ。熊谷で「渋沢栄一人生ゲーム」イベント 遊びながら起業家精神学ぶhttps://kumagaya.keizai.biz/headline/1326/『渋沢栄一人生ゲーム』どんなゲーム?『渋沢栄一人生ゲーム』は埼玉県がタカラトミーと制作した人生ゲームの派生作品です。渋沢栄一が主人公の大河ドラマの放映や、令和6年に刷新される新一万円札の肖像に渋沢栄一が選ばれたことを好機と捉え、渋沢栄一について知ってもらうための活動の一環とのこと。通常の人生ゲームの上からかぶせて使用する特殊な盤面という形式で、「電気の普及のため銀座にアーク灯を設置」など渋沢栄一の功績にちなんだマスになっているようです。また、通常ルールでは1つしか選べない職業カードを、事業カードと名称変更して複数の事業主になることで多く職業に関わることができるようになるようです。残念ながら今のところは非売品のようで、一般販売はされていないようです。埼玉県 県政ニュース「渋沢栄一人生ゲーム」を制作しました!https://www.pref.saitama.lg.jp/a0806/20210709.htmlどうやったら遊べるの?非売品のボードゲームということで、渋沢栄一や人生ゲームにそこまで興味が無くてもちょっと遊んでみたくなります。調べた限り情報が無く現状、地域のイベントに参加して遊ばせてもらう他無さそうですが、次のイベントがいつ行われるのかも不明です……人生ゲームというだけあって、タカラトミーが販売元になっているようなので、もしかすると新紙幣が流通したタイミングで一般販売もあるかも知れません。気になる方はゆっくり待ちましょう。「どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない。」と渋沢栄一も言っていたらしいですよ。

『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』のClaClaの謎解きブランド「ナゾグラ」から『退屈人間の歩き方』9月20日(水)発売!日常系謎解きっていったい何!?

本日は新作ボードゲームの話題です。それも今日発売の最新作です。タイトルは『日常系謎解き 第2章 退屈人間の歩き方』。日常系謎解きと題されたシリーズの第二弾です。販売に際してPR TIMES にプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』のClaGlaの謎解きブランド「ナゾグラ」から『日常系謎解き』待望の2作目が新発売!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000052049.html『退屈人間の歩き方』どんなゲーム?『退屈人間の歩き方』はお家でじっくり遊べる1人用謎解きゲームです。生活の中にある見慣れた物品が謎解きに必要なアイテムになるというコンセプトのようで”生活の中にある見慣れたアイテムが謎と溶け合う時、いつもの部屋は無限の可能性に満ちた宇宙になる…。”とのこと。何気なく視界に入っていたものが、突然重要なアイテムに変貌する……ヒラメキ系の問題の気持ち良い瞬間ですね。最終的にヒラメキを駆使して最後の答えを見つけ出すのが目的となります。本作は謎解きゲーム経験者向けの難易度ということで、我こそはと思う方は手に取ってみてはいかがでしょうか。『日常系謎解き 第2章 退屈人間の歩き方』公式サイトhttps://www.clagla.jp/view/item/000000000106第一弾はどんなゲーム?今回は第二弾発売の話題でしたが、第一弾も気になるところです。こちらのタイトルは『日常系謎解き 退屈研究所からの手紙』です。こちらも日常をテーマにしており、封筒に入ったポストカードに書かれた謎を解いていくと新たな謎が現れていく仕掛けになっているとのこと。最終的に最後の答えにたどり着けばクリアとなります。こちらは2023年いっぱいで販売終了予定ですので、遊びたい方はお早めにどうぞ。『日常系謎解き 第1章 日常系謎解き 退屈研究所からの手紙』公式サイトhttps://www.clagla.jp/view/item/000000000008

KADOKAWAから貞子のボドゲ登場『カードゲーム貞子 呪いのカウントダウン』12月21日発売!

本日は販売予定の新作ボドゲのご紹介です。モチーフになっているのは、知らない人はいないホラーヒロイン『貞子』です。ホラーヒロインって何だよ怪異だろと思うんですが、公式がホラーヒロインって言ってるんでそういうものなんでしょう。うん。KADOKAWAはアナログゲームブランド「カドアナ」を展開しており、新作ボドゲを続けざまに発表しています。今回の『カードゲーム貞子 呪いのカウントダウン』の発売発表に際してPR TIMES にプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。貞子の呪いを体感せよ。10分で楽しむホラーカードゲーム、『カードゲーム貞子 呪いのカウントダウン』登場!!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000013309.000007006.html『カードゲーム貞子 呪いのカウントダウン』どんなゲーム?『カードゲーム貞子 呪いのカウントダウン』はタイトル通り「貞子」をモチーフにしたオリジナルカードゲームです。プレイヤーは貞子に呪われた一般人として、呪いから生き延びる方法を探します。ここだけ読むと「リング」を思い出しますね。バトル展開はなさそうです。ゲームシステムはババ抜きのように手札を交換してあがりを目指すというもので、「噂」「手がかり」の2種類のカードから同じ柄のカードを揃えて捨てていき、手札を使い切れればあがりとなります。ポイントになるのが、ババにあたる「呪い」カード。「呪い」カードがあるときは「噂」カードを全て表にしなくてはなりません。とても不利な効果に思えますが、表になっている「噂」を取ったプレイヤーは呪いも引き取らなければいけません。確実に欲しい噂を取るか、リスクを取って手がかりを探すかというのがゲームのメインギミックのようです。カードから飛び出す貞子!ゲームの中心になる「呪い」カードは2枚揃うと死のカウントダウンが始まります。呪いが揃うたびに「貞子」カードがめくられていき、最後の1枚がめくられてしまうとまだ手札が残っているプレイヤーは全員敗北。貞子の呪いの犠牲者になってしまいます。貞子カードはカウントが進むごとにポーズが変わっていき、モニターから飛び出す貞子を彷彿させるデザインになっています。カウントは進みますが呪いを揃えても手札を減らせるということなら、序盤はどんどん呪われても良いかも?予約は各種ECサイトで受付中です。カドカワストア:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322308000072/Amazon:https://amzn.asia/d/5JWltEU

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう『Stacklands』

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第23回『Stacklands』本日のゲームは、昔動画か何かでチラッと見たことがあって気になっていたタイトルです。カードを使った一人遊び、ソリティアみたいなゲーム性なんですがパックを剥いてカードを集めて進めていくという、TCGのような要素があります。どんなカードが出てくるかワクワクしながらパックを剥くというだけで楽しそう。という訳で、前回に引き続きアナログゲームっぽい要素のあるデジタルゲームです。Steam『Stacklands』https://store.steampowered.com/app/1948280/Stacklands/カードを使ったサバイバルゲーム本日のゲームは『Stacklands』です。カードとボードで表現された山の中で村人を生き残らせるサバイバルゲームです。時間が進むと村人はお腹を空かせたり、敵が襲撃してきたりと困難に見舞われます。そのためにベリーの木からベリーを採取したり、武器を用意したりと生活基盤を整えていきます。この「ベリーの木からベリーを取る」という行動を「カードを重ねる」というアクションで操作するのが、このゲームの特徴です。採取やクラフトには一定の時間が必要なので、効率よい動きを極めていくとトランプのスピードのようになりそうです。スペースと時間を効率よく使うゲーム性クラフトや採取には時間がかかり、時間が進むと夜になって食料を消費したり、一定日数経つと敵が襲撃してきたり、リアルタイムストラテジーっぽさもあるゲームです。そして、時間を効率良く使おうとすると自然と盤面のスペースを上手く使おうとして、カードを整理するようになっていくみたいです。同じカードは重ねられるようなので、まとめておいた方が良さそうです。リアルタイムに時間を計るのってアナログゲームでやろうとすると、ものすごく面倒ですよね。砂時計とかをいくつも使ってどうのこうの、確認し忘れていつの間にか時間過ぎてた、みたいな。デジタルゲームは自動で正確にやってくれるので、こういう複数の時間を自動で管理したいとなるとアナログゲームではしんどいですね。最近なら専用のスマホアプリとか使えればやれるんでしょうか? そういうゲーム作りにも挑戦してみたいなー。

サイバー攻撃者になってセキュリティを学ぶボードゲーム『Cyber Attacker Placement』情報処理推進機構が無料公開中

ボドゲを使って何かを学ぶ、というのは色々な分野で活用されていますよね。ゲーム要素を入れて分かりやすくしたり、モチベーションアップを狙ったり、そういうのを最近だとゲーミフィケーションと言うようです。本日ご紹介するのは情報処理推進機構(IPA)が公開した無料のボードゲーム『Cyber Attacker Placement』です。サイバー攻撃を行う犯罪集団の一員として成果を出して幹部にのし上がるというゲームのようです。攻撃する側の視点でセキュリティを学ぶというこのゲーム、IT media NEWSに取り上げられていますので、まずはそちらをどうぞ。“ハッカー体験”ボードゲーム、IPAが無料公開 攻撃者視点で防御を学ぶ 手番は「最近怪しいメールが来た人」からhttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2309/14/news123.html『Cyber Attacker Placement』どんなゲーム?『Cyber Attacker Placement』ではプレイヤーはハッカーグループに所属する凄腕ハッカーとして、与えられたミッションを一早くクリアし幹部の座に付くことを目指します。4つの情報拠点に攻撃を仕掛けて情報を盗み取ることで勝利点を獲得していき、最も早く目標の値まで勝利点を集めたプレイヤーの勝利です。サイバー攻撃を行う攻撃カードのほか、攻撃を防ぐセキュリティカードや拠点への攻撃をしやすくする脆弱性カードなどもあり、無料とは思えない複雑さとなっています。プレイ人数:3人~4人 プレイ時間:45分~1時間 となっています。下記URLからダウンロードして遊べるので、興味が沸いた方はどうぞ。専用のゲームボードやサイコロもpdfについており、印刷して組み立てる必要がありますが完全に無料でダウンロードしたデータだけで遊べる作りになっています。攻撃者視点の獲得を目的としたボードゲーム:Cyber Attacker Placementhttps://www.ipa.go.jp/jinzai/ics/core_human_resource/final_project/2023/cyber-attacker-placement.html攻撃側の視点で学ぶセキュリティの重要性『Cyber Attacker Placement』はデジタル人材の育成を目指す「中核人材育成プログラム」の参加者が開発したゲームです。「攻撃者を疑似体験することでセキュリティ対策の重要性を学ぶ。また、初学者に対してセキュリティへの興味を持ってもらう」という学習効果を期待してデザインされているようです。サイバー攻撃の多様性、セキュリティの重要性、脆弱性を放置することの危険性を学べるボードゲームです。難しそうに聞こえるテーマですがボードゲームなればすんなり理解できそうに感じるのが面白いですね。

アナログゲームフェスタ2023レポ

はじめに9月9日にアナログゲームフェスタに出展してきました!場所はおなじみの東京都立産業貿易センター台東館。どんな感じ1週間前にボドゲ大祭に参加していたので、連続のイベント参加でした!ボドゲ大祭と比べると、親子連れの比率は低め。というか、ボドゲ大祭がかなり特殊なイベントなのかなといった感じです。ゲームとしては、みっしょんずかっぷが売り切れ、ゾンサメが残1個まで売れてくれました。感謝。工夫DVDシリーズは凝りすぎてボドゲに見えないという欠点があります。ボドゲであることを伝えるためのポップは検討中ですが間に合わず。今回は箱を開いての展示をしてみました。ゲムマまでには展示の工夫をしようという感じで、いろいろ思案中です。まとめアナログゲームフェスタに来てくださった方、うちのゲームを見たり購入してくださった方、ありがとうございました!次回は10月のボドゲガレージです。よろしくお願いします!

プレイ時間は360分!超重量級ゲーム『ワイマール:民主主義の戦い』日本語版10月上旬発売

皆さんは重たいゲームと軽いゲーム、どちらが好みでしょうか。それぞれ良さがあると思いますが、私は重い方が好みです。本日は重いボードゲームの中でも「超重量級」と言えそうなゲーム『ワイマール:民主主義の戦い』の話題です。ホビージャパンから日本語版が10月上旬にリリースされるのとことで、4Gamerに記事が出ています。まずはそちらをどうぞ。共和政が宣言された直後のドイツを導く。超重量級ボドゲ「ワイマール:民主主義の戦い」日本語版が10月上旬発売へ。プレイ時間は約360分https://www.4gamer.net/games/138/G013817/20230912028/『ワイマール:民主主義の戦い』どんなゲーム?『ワイマール:民主主義の戦い』は1918年11月9日のドイツ革命の後に第一次世界大戦が終結し、共和政が宣言されたドイツが舞台にした政治がテーマのボードゲームです。プレイヤーはそれぞれの政党を運営し、政党ごとの目標を達成するために活動していきます。ドイツ社会民主党(SPD),中央党(Zentrum),ドイツ共産党(KPD),ドイツ国家人民党(DNVP)の4つの政党があり、プレイ人数は4人固定で必ずこれらの政党が全て参加します。カードをプレイしてその効果を得る「カードドリブン」というメカニクスのゲームで、170枚以上のカードが収録されています。しかもそれらは実際に発生した重要な事件や実在の政治家をモチーフにしているとのこと。政治闘争の舞台は2つあり、国家のルールを決める議会での「政治」と、デモや街頭闘争、民兵組織による政治活動が行われる「ストリート」に分かれています。政治がテーマの超重量級ゲームということで、一筋縄ではいかない遊び応え満点のゲームですね。BGG Weimar: The Fight for Democracy https://boardgamegeek.com/boardgame/265537/weimar-fight-democracy最大6ラウンド 多岐に渡る終了条件プレイ時間360分、6時間かかるゲームということで何十ラウンドもゲームが続くのかと思っていたのですが、こちらのゲームは最大でも6ラウンドで終わるようです。ゲームの終了条件は「無政府状態になってしまう」「新政権が樹立され過半数の議席を取る」「ナチスが台頭するのを許してしまう」など様々。4つの政党による対戦ゲームな訳で、これらの終了条件は政党によっては回避したい結末であり、また別の政党にとっては目指す未来でもあります。どの政党も自分が信じる正しい国造りのために戦っている。そんなテーマもプレイ時間もとても重たいゲームですが、興味が沸いた方は手に取ってみてはいかがでしょうか。ちなみにお値段17,600円(税込)とのこと。うーん、重量級……ホビージャパン ワイマール:民主主義の戦いhttps://hobbyjapan.games/weimar/

『ねこげっと!』がどんなボードゲームか調べてみました

ゲーム概要めくった「ごはんカード」の数字になるよう、2枚の「ねこカード」を足し算してペアを探すゲームです。「ねこげっと!」のかけ声で、みんな一斉にカードを出します。めくった「ごはんカード」の数字になるよう、自分が出した「ねこカード」に足す他のプレイヤーのカードを探します。一番最初に条件にあったカードを探せた人が、ペアになったカードを捨てることができます。ゲームの目的手持ちのカードを早くなくした人が勝ちです準備ごはんカード(青色)は、裏向きのまま重ねますげっとカードは「ねこげっと」を表向きにして、場の中央に置きますねこカード(赤色)を、プレイヤーがみんな同じ枚数になるように配りますプレイヤーから一人ごはんカードの読み手を決めます流れ読み手は、ごはんカードを山札から1枚めくり、数字または指示を読みます手持ちのカードを選び、「ねこげっと!」のかけ声でカードを出します※「と」に合わせてカードを出す感じです自分とペアになるカードを見つけたら、すばやく「げっとカード」を取ります一番早くげっとカードを取ったプレイヤーが、ペアになる相手のカードを選べ、カードを捨てられます。ペアになれなかったカードは手元へ戻します。ポイントみんなで「ねこげっと!!」と叫ぶのが楽しい足し算、引き算と計算の要素が楽しく学べる参考サイト:https://gamemarket.jp/game/91224動画https://youtu.be/0j8fJFxdnjE?si=5r9lWQzWZ3Tpy42A

『ウォー・ゲーム』が教えてくれたこと

『ウォー・ゲーム』はもう恐ろしいことに40年!も前の映画なのではっきりとは覚えていないが、主人公が偶然、PCで軍の機密情報だか、どこかにアクセスしてしまい核戦争に発展しそうになってしまう、そんな感じのストーリーだったと思う。どんなゲームもコンピュータに敵わない、万事休すとなったところに、主人公が〇×ゲームで挑んで、コンピュータの攻撃から逃れる、そんなラストだ。この映画で〇×ゲームの必勝法を学んだ。先行が有利だが、後攻も引き分けに持ち越せる。『ゴブレットゴブラーズ』はその手がきかないので、もう少し長く楽しめるゲーム。必勝法があったら教えて欲しい(笑)

指で弾いてゴルフゲーム!『Pitch&Plakks』国内初正規販売に向けてクラウドファンディング開催中!

本日はちょっと変わったボードゲームの話題です。指でボールを弾いてゴールを目指すゴルフゲーム『Pitch&Plakks(ピッチアンドプラックス)』の日本初の正規販売に向けたクラウドファンディングが開始されたようです。ボードゲームというよりもオモチャ感がある作品ですが、対戦も可能なのでボードゲームで間違いないですね。クラウドファンディングに際してPR TIMES にプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。【誰でも盛り上がれる!】ボールを指で弾くだけのゴルフボードゲーム支援受付開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000665.000016803.html『ピッチアンドプラックス』どんなゲーム?『ピッチアンドプラックス』はパーツを組み合わせて作ったコースで遊ぶゴルフゲームです。ボールを指ではじき、ゴールを目指します。コースの側面には壁があり、ボールの反射を利用すればクネクネと曲がったコースでもホールインワンを狙えそうです。コースを分断するような壁を作ったり、狭いゲートを設置したりもでき、工夫次第で高難度のコースも作れる様子。パーツの組み合わせ次第で100通りを超えるコースが作れて、1人で遊んでも良し対戦しても良しというゲームです。ピッチアンドプラックス クラウドファンディンページhttps://kibidango.com/2429?ui_medium=release&ui_source=kibidango&ui_campaign=pitchandplakks対戦ルールもあり対戦のルールは複数あるようです。まず、スコア表を作って打数を競うゴルフらしい対戦方法です。この遊び方が基本になりそうですね。他にもスタート地点のパーツを2か所に付けて、同時にスタートする「同時バトルモード」というルールもあるようです。さらに上級者向けの遊び方としてピースを繋げず、身の回りの物をコースの一部に利用するという遊び方も紹介されています。創造力次第で無限にコースが広がるというのは、面白そうですね。クラウドファンディングの終了後に生産個数が確定するとのことで、受注生産に近い印象です。気になった方はクラウドファンディングのページをご参照ください。

ビルの谷間に犯人を追え!『シティチェイス』日本語版、10月21日発売!逃走犯と警察の非対称対戦ゲーム

本日は新作ボードゲームのご紹介。犯人と警察チームに分かれて行う追いかけっこのゲームです。『スコットランドヤード』を知っている人はイメージしやすいかも知れません。タイトルは『シティチェイス』です。立体のコンポーネントで表現されたビル群の中を犯人は逃げ、警察はヘリで追いかけます。先日開かれたクリスマスおもちゃ見本市2023で展示され、Yahoo!ニュースでも取り上げられています。まずはそちらの記事をどうぞ。ビルの谷間をヘリで追え! 泥棒VS警察のボードゲーム「シティチェイス」【おもちゃ見本市】https://news.yahoo.co.jp/articles/44810c3948f0235e26c76da59546f4d0e730b217『シティチェイス』どんなゲーム?『シティチェイス』はビルに隠れた犯人を警察がチームを作って追いかける非対称かくれんぼゲームです。5×5の格子点状に並んだビルを舞台に、犯人はいずれかのビルにスポーツカーを隠します。警察側は、ヘリコプターの形の駒を使い移動するか、ビルの中を調べるか選択します。一方、犯人は隣接するビルに移動できますが、最初にいたビルと6歩目の移動でビル内に「痕跡」が残ってしまいます。これを11ターンの間繰り返して、逃げ切れたなら犯人の勝利、スポーツカーを見つけて犯人を捕まえたなら警察チームの勝利となります。ビルやヘリといった立体物も見栄えが良くて楽しそうですね。カワダオリジナルブランドサイト シティチェイスhttps://www.kawada-toys.com/brand/game/catalog/kbg-15/『スコットランドヤード』との違いボードを使った移動と犯人探しのゲームと言うと『スコットランドヤード』が有名です。ロンドンを舞台として、市街地に潜む怪盗Xを見つけ出すというゲームですが、ロンドンの地形を再現したマップに電車やバス、川を移動する船も利用でき長距離の移動も可能です。マップが複雑で広く、その分推理する時間も長く楽しめるのですが、2時間ほどかかることも多いのでその辺りは好み次第ですね。今日ご紹介した『シティチェイス』はよりマップを狭くして、より短時間でスリリングな展開が期待できます。時間的にも遊びやすい作りになっているようですので、気になった方は要チェックです。ボドゲーマ スコットランドヤードhttps://bodoge.hoobby.net/games/scotland-yard

アナログゲームフェスタ2023レポート 船山

イベント概要開催日 9月9日(日曜日)時間 10時~17時場所 東京都立産業貿易センター台東館イベントの様子知り合いが多いテストプレイ会や他のイベントで見かけた方が多かった印象。特に水野さんは顔が広かった。来場者数は前回と同じくらい来場者は時間によらずずっと10人くらいいたような印象。一気に人が入ってくるタイミングはなく、逆に誰もいないタイミングもない感じでした。意外と売れた『みっしょんずかっぷ!!』ボドゲ即売会だとあまり注目されない『みっしょんずかっぷ!!』が完売。子供と遊ぶゲームを探している人が多かったのかも知れない。気になったところイベントと直接関係ないですが、個人的にどうにも引っ掛かったところが1つ。公式サイトに会場アクセスが見つけにくいと思うんですよね。イベントの公式サイトってトップページから「アクセス」みたいなタブを使って、ワンクリックで会場とそこへの経路が分かるようにデザインされてることが多いんですが、アナログゲームフェスタのサイトは「イベント」のプルダウンに「概要・アクセス」が入ってます。ホーム画面のロゴのすぐ下という目立つところにある「イベント情報」のボタンからは交通アクセスに繋がらないので要注意。まとめ前回のアナログゲームフェスタと同じく、ゆったりした雰囲気でした。お客さんも興味が沸けばゆっくり見てくれるので「普段何人くらいで遊びますか?」や「誰と遊ぶんですか?」など、プレイ環境を聞いてオススメすると良さそうでした。実際、それでみっしょんずかっぷ!!が売れたので、今後も時間が取れるイベントならプレイ環境を聞いていきたいです。

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう『Dorfromantik』

”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第23回『Dorfromantik』最近、ずっとACVIをやっています。一つのゲームをやり込む派なので、毎週違うゲームのネタを探さないといけないブログは、いい刺激になっています。気になったモノを全部買えるほどの金がないというのが問題ですが。本日のゲームも気になってたんですが、買えないまま今に至り、そして予想外の方向で話題になった作品です。Steam『Dorfromantik』https://store.steampowered.com/app/1455840/Dorfromantik/ボドゲ好きは見たことあるよね?本日のゲームは『Dorfromantik』です。サムネイルの画像、どこかで見たことないですか?このゲーム、ボードゲーム化されていまして2023年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品でもあります。ゲームの内容は六角形のパネルを配置していくパズルゲームです。ボドゲでは協力ゲームになっていますが、デジタルゲームの方は1人用のパズルゲームです。美しい地形が広がる所はボドゲと同じ。アニメーションがあるのがデジタルゲームの強味ですね。また、様々なモードがありお題が難しいハードモード、素早く遊べるクイックモード、制限無しでひたすら理想の風景を作るクリエイティブモードなどがあるようです。デジタルならではのビジュアル演出ゲーム内容はとてもボドゲ向きというか、ゆったりじっくり楽しめるパズルのようです。ですが、ボドゲではなかなか再現できない要素もありまして、それがビジュアルの演出です。線路を走る汽車やゆっくりと回る風車、季節の移ろいに合わせて変わる木々の色合いなど、こういう見た目が変化する演出はアナログゲームではなかなか難しいですよね。パズルが好きな方やゆったり風景を眺めて癒されたい方はボドゲと合わせて遊んでみてはどうでしょうか。

『ミツカルタ』がどんなボードゲームか調べてみました

ゲーム概要7つの山札に分け、並んでいる文字から、3文字以上の言葉をみつけるワードゲームですゲームの目的3文字以上の言葉を1番早く見つけてると文字タイルが取れます。たくさんタイルを集めた人が勝ちです準備文字タイルを均等な枚数で7つの山に分けます流れ全員が好きな山から文字タイルを「せーの」で1枚取ったらゲームがスタートです山の残りが3つになったらゲーム終了ですポイント3文字以上の言葉の中にタイルが取れない文字があった場合も、3文字以上のタイルが取れれば問題ありません※山の文字タイルに「す」、「い」、「と」しかなく「う」がなくても「すいとう」で取ることができます。4文字使えば4ポイント、 5文字使えば5ポイントになります7文字全部の文字を使えれば、一発勝利です参考サイト:https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/2444https://amzn.asia/d/41QAEbWhttps://bodoge.hoobby.net/market/items/4121動画https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/2444補足こちらの内容は、参考サイトを基に情報をまとめています。興味のある商品の情報をまとめ、自分で購入すべきボードゲームかを判断するために情報をまとめています。商品を購入して認識が違っている部分がありましたら修正します。

花火の美しさを加えた麻雀風ボードゲーム『六華(リッカ)』12月発売予定!

本日は新作ボードゲームのご紹介。おもちゃ見本市にて出展した12月発売予定の新作です。タイトルは『六華(リッカ)』で、花火をモチーフにした麻雀風のボードゲームです。ホビーウォッチに紹介記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。麻雀をより遊びやすく、花火の美しさを加えたボードゲーム「六華(リッカ)」、12月に登場【おもちゃ見本市】https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/news/1529485.html六華 どんなゲーム?『六華』は麻雀をシンプルにしたようなボードゲームです。光の数が1~6の花火が上下2つ描かれた牌を山牌と交換していき役を作ります。6枚の手配で作れる役はたったの3通り。初心者でも覚えやすいようになっているようです。役は、下の花火を全て同じ色にする1点役「一色」、下の花火を同じ色にして上の花火を1、2、3のように3つ揃えた3点役「三連」、下の花火を同じ色にして上の花火を1~6まで揃えた7点役「六華」です。プレイ人数は2~5人で、簡単に始められるシンプルさと、捨て牌からの読み合いの戦略性の両立を目指したとのこと。上級者ルールもあり『六華』にはゲーム慣れてきた人向けに上級者ルールもあるようです。ルールが詳しく公開された記事がなく、詳細は不明ですが役が増えるようです。前述した3つの役は全て下の花火を揃えるのが前提になっていますが、上級者ルールでは下の花火も連番にしたり複雑になっている様子です。また、リーチやロンに相当する役も追加されるようでより麻雀に近い押し引きが楽しめそうです。麻雀好きな方や、麻雀は難しそうだけどセットコレクションは好きという方は要チェックです。

ボードゲーム大祭in時之栖2023 レポート 船山

イベント概要主催 株式会社時之栖・株式会社バトン企画運営 ボードゲーム大祭実行委員会日時 2023年9月2日(土)〜3日(日)2日10:00~17:003日10:00~15:00会場 御殿場高原時之栖(静岡県御殿場市)どんなイベントだった?EJPゲームズ初の泊まり込みイベントボードゲーム大祭in時之栖2023 は温泉旅館で行われたアナログゲーム即売会イベントです。EJPゲームズは2日とも出展したので、前日にチェックインして2泊3日の出張となりました。初の泊まり込みイベントということで、新鮮な体験でした。思った以上にお客さんが多かった小耳に挟んだ話では、来場者は1000人を超えたそうです。一日当たり500人を超える来場者で、他の即売会イベントに比べても大盛況でした。実際、現地では特に家族連れやカップル、3人以上のグループが目立ちました。場所が温泉旅館なので、旅館に遊びに来た人たちが立ち寄ったのかも知れません。旅館でのイベントという特殊さお客さんに家族連れが多かったので、会場内を走っている子供も何人か見かけました。通路が広く取られていて、事故などはなかったようなので良かったです。売れ行きにも家族連れの多さは影響していて、子供と遊べるゲームを探している人が多かったです。他のイベントではあまり注目されない『みっしょんずかっぷ!!』が完売したのが印象的でした。次回行くならこうしたいおつり問題旅行客が立ち寄ってるということで、1万円で会計する人が他のイベントよりも多かったです。お釣りが足りず、お客さんが両替してきてくれたこともありました。ありがたいやら、申し訳ないやら。次回は大きなお釣りをもっと持っていった方が良さそうです。DVDシリーズ以外のボードゲームをもっと持っていく子供と遊べるボードゲームを探している人が多かったです。『みっしょんずかっぷ!!』が売り切れた後に、買いたいと言って来てくれた人もいたので、もう少し数を持っていけば良かったです。温泉旅館に来ている人という視点では、恋人と遊べるボードゲームなんていうものもあれば、狙い目だったかも知れません。次回は、客層を予想して持っていくゲームや数を調整したいです。まとめとにかく賑やかな印象のイベントでした。旅館の大広間が開場で、明るく綺麗で椅子も高級そう。そんな中、出展サークルの方々やたくさんのお客さんが集まって終始賑やかで楽しい雰囲気が流れていました。そういった雰囲気や家族連れのお客さんとは、DVDシリーズのB級路線やホラー路線はあまり合わなかったのかも知れません。それでもモチーフが尖っていたおかげか、どのタイトルも5個前後の売り上げがありました。『みっしょんずかっぷ!!』も5個くらい持っていっても良かったように思います。普段のボードゲームイベントとは客層が大きく違っていたので、次回参加する際は対策しておきたいと思います。別のイベントでも、例えば卸売り業者メインのイベントだったら1万円での購入や複数購入の可能性を考えておいても良いと思います。特殊性のあるイベントでは、客層を意識した準備が重要だと感じました。

ボードゲーム大祭in時之栖2023 レポート

始めに2023年9月3・4日にボードゲーム大祭in時の栖に参加してきました!今回はEJPゲームズとして初めて泊りがけのイベント参加でした。金曜日に前日入り、土日イベントという感じです。イベントはどんな感じだったか?①人が多い!思った以上に来場者が多かったです!初参加の事前感覚的には、場所のこともありますし都内の即売イベントより少し少ない位かかと考えていたのですが、それは大間違いでした。どうやら1日目594人、2日目560人の計1145人来ていたようです。ブースにいるときも、人が減るタイミングも少ないし、新規の来場者が常にいるのを感じていたので、数字を聞いて納得でした。おそらく即売会目当てよりは、止まったホテルでイベントがやっているから遊びに来るみたいな感じなのかなと思います。②親子連れが多い!来場者に親子連れがとにかく多い!確かに宿泊施設で開催するため、家族連れや友人同士での参加が他の即売会と比べて多いのは確かにといった感じでした。また、試遊卓がずらっと並べられていてそこで買ったゲームを子供同士で遊んでいる姿をたくさん見ました。それを踏まえて①子供が遊べるゲームを持参する他即売会と比べて親子連れの比率が多いので、より見てもらおうとするなら子供が遊べるゲーム、親子で遊べるゲームで参加するのがよさそうに思えました。むしろ、他即売会では親子連れの姿は少ないので、子供・親子向けのゲームを製作している方にとってはとても良い会イベントなのかもしれません。②説明が簡単にできるライトなゲームのほうが向いていそうまた、普段あまりボードゲームをしない層が他即売会よりも多いように思えます。イベント目的で来る人<旅行のついでに寄ってみる人、と考えられるためです。ですので、ライト層・ライト層未満の方でも理解しやすいゲームのほうが向いているのかなと感じました。まとめボドゲ大祭はちょっと普段の即売会とは雰囲気の違うイベントといった印象でした。参加者の層が違うので、大祭のほうが向いているゲームを製作している方は是非一回参加してみてほしいです!とはいえ、うちのゲームは、ホラーとかB級映画・スパイがテーマでかなり子供に進めづらいゲームでしたが、普段よりもたくさん数が出ました。ですので、数の暴力。たくさん人が来れば刺さる人に刺さるゲームもどこかに刺さってくれるんじゃないかなと思います。となると、全員にオススメなイベントになりますね。