”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第32回『トースターボール』古いゲームの方式に一捻りして、斬新なゲームにするってデザイン、個人的にとてもセンスを感じます。「その手があったかー!」みたいなの、好きなんですよね。アイデアが光る作品と言いますか。今回のゲーム、おそらくアイデアのベースにあるのは、歴史上最初のデジタルゲームとも言われる「アレ」かなと思います。それが現代版として進化して、コミカルで多彩で盛り上がりそうな対戦ゲームになっている。そんな雰囲気です。11月30日にswitch版がリリースされるようで、これから注目度が上がりそう。Steam『トースターボール』https://store.steampowered.com/app/1142810/_/トースターが跳ねる!パンが飛ぶ!今回は『トースターボール』です。トースターが2つのチームに分かれてボールを弾き合い、ゴールにシュート!点数を競うというスポーツアクションゲームです。うん、ストレートなタイトル。トーストの操作はR、Lのボタン(コントローラーの肩についてる人差し指で押すやつ)で行います。トーストの2か所のレバーをグッと下げて、ボタンを離すと反動で飛び上がります。あと、パンを飛ばせます。ボールをトースター本体やパンで弾いて、対面にあるゴールにボールを入れればポイント獲得。1対1の対戦と2対2のチーム戦が遊べるようです。さらに床が抜けたり、天井が下がったりとステージごとにギミックもある様子。友達と通話とかしながら対戦したら盛り上がりそうです。『Tennis for Two』の進化系。たぶんデジタルゲームの歴史で、オシロスコープを使って作られたピンボールゲームというのがあります。1958年にアメリカのブルックヘブン国立研究所で公開された一般人がプレイしたと、ほぼ確実に言える世界初のコンピューターゲームです。……なんか持って回った言い方ですよね。「一般人が遊んだ」「ほぼ確実に言える」って。歴史をさかのぼるとコンピューターの研究として作られたゲームのようなものや、展示品として公開されたものなどがあるので、どれを最初とするかは「所説あり」という感じのようです。まー、それはそれとして。ブロックを動かして球を弾き合うピンポンゲームは、デジタルゲームの最初期から存在した訳です。『トースターボール』も基本は同じ。そこにトースターというモチーフや、パーティーゲームらしいステージギミックを加えて、オンライン対戦もできて……と、まさに現代版。こういうの好きです。
学生・アマチュア向けボードゲームコンテスト「第2回Board Game Japanカップ」開催決定!エントリー受付中
本日はBoard Game Japanカップの話題です。Board Game Japanカップは、ボードゲームのクリエイターの作品や学生の作ったボードゲームを表彰するコンテストで、今回が第二回目となります。第一回ではユーザー部門として川柳や作文も募集していましたが今回は無いようです。一方、クリエイターにより焦点を当ててジュニアクリエイター部門が親切されたようです。エントリー期間は2023/11/10(金)〜2024/1/10(水)で、すでに募集は始まっております。PR TIMESで告知が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。NPO法人Board Game Japan、アマチュアのボードゲームクリエイターの作品などを表彰するコンテスト「第2回Board Game Japanカップ」を開催https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000114684.html2部門開催第二回Board Game Japanカップはクリエイター部門とジュニアクリエイター部門の2部門が開催されます。クリエイター部門では「オリジナルのボードゲームを自作してことがある方」を対象にしており、未完成であってもテストプレイを行ったことがあれば応募可能とのこと。ジュニアクリエイター部門は小中学生を対象としています。応募資格はクリエイター部門と同様で、オリジナルゲームを作っていれば応募可能なようです。冒頭の記事では難しい漢字を避けた文章で応募要項が書かれており、対象としている小中学生に向けて書かれていることが伺えます。どちらの部門もグーグルフォームでゲームの概要と写真など必要事項を送れば応募できます。Board Game Japanカップ エントリー受付フォームhttps://boardgamejapan.org/cup/#entry大賞はAmazonギフト5万円 発表は来年2月上旬予定受賞は各部門で大賞1作品、入賞5作品までが選ばれます。クリエイター部門の大賞はAmazonギフト5万円、入賞ではAmazonギフト1万円が贈られます。ジュニアクリエイター部門も賞金があり、大賞にはAmazonギフト3万円、入賞にはクリエイター部門と同額のAmazonギフト1万円が贈られます。我こそはと思う方は応募されてみてはいかがでしょうか。Board Game Japan 公式サイトhttps://boardgamejapan.org/