本日はデジタルゲームのボードゲーム化の話題です。マインクラフトが大ヒットして以来、ブロックを設置して色々な装置や建物を作る「サンドボックス」と呼ばれるジャンルが人気になりました。そんなマイクラブーム後に「2Dマイクラ」とも呼ばれて人気を博した『テラリア』と言うゲームがあります。この『テラリア』、このたびボードゲーム化するとのことで、ゲーム系メディアがいくつも取り上げています。Game*Sparkの記事を引用します。まずはこちらをどうぞ。『テラリア』がボードゲームに!原作要素を取り入れた協力型アドベンチャー―近日クラウドファンディングを実施予定https://www.gamespark.jp/article/2023/06/02/130580.htmlボドゲ版『テラリア』どんなゲーム?原作テラリアは横から世界を見たような2D世界で、さまざまなモンスターと戦いながら建築や冒険を楽しむサンドボックスゲームで、複数のプレイヤーと一緒に同じ世界を開拓することもできます。ボドゲ化にあたって、探索、キャラクター育成、建築、モンスターとの戦闘といった原作の魅力をボドゲに落とし込み、協力型のアドベンチャーを目指すとのこと。現段階ではアルファ版のプロトタイプが「UK Games Expo」で展示され、ブラッシュアップが進められているそうです。近日中にクラウドファンディングを開始する予定ということで、まだまだ開発初期段階ですね。リリース時期も未定です。詳しく知りたい……けどまだ情報が少ない現段階で、ボドゲ版『テラリア』がどんなゲーム化調べるには「UK Games Expo」の情報を探す他ありません。しかし「UK Games Expo」のレビューを探してみたのですが、テラリアについての情報は見つからず……しかし、ツイッターで写真をアップしてくれているアカウントが見つかりました。動画もアップ予定の様子。ボドゲ版『テラリア』のメーカーアカウントも反応していますから、ツイッターで公式アカウントをチェックするのが一番早いかも知れません。Chippy@chippygamingyt さんのツイートhttps://twitter.com/chippygamingyt/status/1665008192336674817メーカーのツイッターアカウントhttps://twitter.com/paperfortgames
アナログゲームのデジタル化はよく聞きますが、まだまだVR化というのは聞かないですね。デジタルはデジタルで便利で遊びやすくて良いですが、目の前にボードが広がり駒が並ぶ感じや対戦相手とのコミュニケーションなどVRならではの良さもあると思うので、これから伸びていってほしい所です。本日はVR空間でのアナログゲームプレイをサポートする会社が設立されたという話題です。どんな会社なのか、どんなことをしてくれるのか、気になる所です。PR TIMESでプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。VR空間でのTRPGやボードゲームのプレイをサポートする会社「株式会社バーチャルパーティー」設立のお知らせhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122916.html3Dワールドが作れるシステム「CatsUdon」株式会社バーチャルパーティーが提供するのは「CatsUdon」というシステムです。キャッツうどんと書いて「カツドン」と読ませるようです。ちなみにアイコンは猫とうどんです。うどんなのかカツドンなのか……どんなサービスかと言うと、VRChat上の部屋(ワールド)の制作を補助してくれるツールとのことです。VRChatは無料で使用できるVRソフトで、さまざまなワールドが存在しその中で他のユーザーとコミュニケーションを取れます。カツドンには1000以上のパーツが用意されており、それらを組み合わせて自分だけのワールドを作れるます。TRPGやボードゲームに使えるパーツが豊富で、マーダーミステリーの上演などにも活用されているようです。VR-TRPG Playing System CatsUdonhttps://catsudon.net/設立の想い元記事には代表のアディン・ヨハネ氏の設立の想いが綴られています。コロナ禍で時間を持て余し、VRの世界に触れ、そこでの交流やコンテンツに魅せられたのがサービス開発のきっかけとなり、このたび会社の設立に至ったとのこと。TRPGは複数人で遊ぶものなのでコミュニティを育てていき、今では1000人以上のメンバーが集まるまでになっているとも書かれており、強い情熱を持って活動されているのが伺えます。ボードゲームも一人で遊ぶものは少ないですし、一緒に遊びたいと思える話の合う仲間がいるというのも大切ですから、こういったコミュニティからVRもTRPGもボードゲームも盛り上がっていくと良いなと思います。
怪獣ボドゲ「Kaiju on the Earth」第2シーズンスタート!第一弾『クアント』ソロプレイ可能な本格ボドゲ
皆さんは「怪獣」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。ゴジラやウルトラマンなど映画をイメージする方が多いでしょうか。本日ご紹介するのは「怪獣」をテーマにしたボードゲームシリーズ「Kaiju on the Earth」の新作です。4Gamerに記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。1人でも遊べる本格ボードゲーム「クアント」,一般販売を6月22日スタート。無限に増殖と結合を繰り返す昆虫型怪獣を撃退せよhttps://www.4gamer.net/games/710/G071069/20230529049/『クアント』どんなゲーム?プレイヤーたちは対怪獣国際条約機構AKITOの司令官となって、昆虫型怪獣クアントと戦います。ヨーロッパの各都市を舞台に、そこで増殖・結合を繰り返し強くなっていくクアントを、手札の効果を使って撃退していきます。各都市には防衛力が設定されており、それを超えるクアントが集まってしまうと結合して次の形態へと変化してしまいます。形態ごとに特殊能力があり、いかにクアントの数を制御しさばき切るかの勝負です。本作の特徴的な点はソロプレイが可能と言うことです。ゲームデザインは有名な一人用ゲーム「シェフィ」など、ソロプレイのデザインに定評のあるポーン氏ということで、面白さは間違いないでしょう。アークライトゲームズ クアントhttps://arclightgames.jp/product/729quant/ボドゲーマ シェフィhttps://bodoge.hoobby.net/games/shephy一般販売は6月22日から『クアント』はクラウドファンディングが実施され無事に成功。参加者にはすでに製品が発送されているそうです。クラウドファンディングはすでに完了しているので、一般販売を待つことになります。販売開始は6月22日からとのことで、少し先の話ですね。ゲームデザインが『シェフィ』の作者ということで、クアントでも「有利な効果と不利な効果が混ざったデッキを上手く使い切る」というシステムが採用されています。こういったカードをいかにさばくか、というゲームが好き方は要チェックです。
”良い感じ”なデジタルゲームの話をしよう第11回『7 Days to Die』建築・探検・サバイバルが全て楽しめる久しぶりにゲームのブログを書いております。船山です。いつもはSteamであれやこれやと検索して良さげなゲームを探しているのですが、今回は私が好きなゲームを紹介するだけの回です。2000時間くらい遊んでるんですが、まったく飽きません。そして、近々大型アップデートが来る予定のタイトルです。Steam『7 Days to Die』https://store.steampowered.com/app/251570/7_Days_to_Die/襲撃までの七日間 生き残るために何をするのか今回ご紹介するのは『7 Days to Die』です。アーリーアクセスのゲームですが、マジで何年アーリーアクセスしてるんだってくらい長く作り続けられているゲームです。そしてその長期間の開発で、面白いゲームがめちゃくちゃ面白いゲームに進化していっている珍しいタイトルです。『7 Days to Die』は、いわゆるゾンビゲームです。ゲーム内時間で7日おきに夜になると大量のゾンビが押し寄せる「ホード」というイベントが起きます。プレイヤーは、日々の食料を確保しながら要塞を建築し、武器や防具をかき集めて襲撃を迎え撃ちます。ゾンビの修正を理解すれば、より安全で効率の良い要塞も作れますし、ゲームが進めば強力な武器や防具が出るとともに特殊なゾンビも現れてきます。非常にやり込みがいのあるゲームです。そして、このゲームは街や建物を探索するのもとても面白い。内側から閉ざされたドア……崩れた壁……誰かの亡骸……怪しい儀式の跡……地下に広がる謎の研究所……などなど、建物一つ一つに「そこで何が起きたのか」を匂わせる演出がされています。生活感と物語がある廃墟、という感じです。ジャンルはホラーゲームなんですが、ゾンビ無しでも楽しめるレベルで様々な部分が作り込まれています。建築も廃墟探訪も、自給自足や料理の要素もあり、初心者は1人では手が回らないので最初は友達とマルチプレイするのがオススメです。役割分担することでチームで襲撃に挑む感じも出るのも、このゲームの魅力です。開発チームがヘビーユーザーという安心感長くアプデが続くと「確実に良くなっていっている」と言えるゲームってあまりない印象です。工夫しがいのあるロボゲーだと思ったらパーツ課金にご執心になってユーザーが離れたゲームとか、グリッチじみたテクニックで面白いことができたクラフトゲームなのにグリッチ潰しに躍起になってユーザーが面白がっていた部分が大幅に減ったゲームとか、ユーザーのご意見を無条件に聞き入れ過ぎた結果ゲームバランスが完全崩壊した非対称対戦ゲームとか…………愚痴っぽくなりましたね。すみません。でもね、愛したゲームが表面だけそのままで内側から別のモノに変容してしまうのは、そのくらいとても辛いものなんです。そう、愛する人がゾンビになってしまったかのように。「エアプアプデ」なんてスラングもあるように、ゲームを深く理解せずにテコ入れすると色々台無しになってしまうものです。私もボドゲのデザイナーとして決して他人事ではないですね。しかし『7 Days to Die』に関してはそんな心配はありません。なぜなら開発チームがこのゲームやり込んでるからです。ユーザーが気になっていた部分に的確な解答を出し、フォーラムでもやり取りし、素晴らしく理想的な発展を続けていると1プレイヤーとして思います。近々大型アプデが入り、煩雑だったスキル周りが整理されるとのことでさらに遊びやすくなりそうです。興味が沸いた方は、もう少し様子を見てアプデが来てから遊ぶのをオススメします。
最近、カプセルトイになったり話題が多いオセロですが、今回はロボットとオセロで対戦できるイベントが開かれるようです。オセロ発売50周年を記念して、5月20日(土)~6月10(土)までオセロを打てるロボット『Robot Sprout(ロボットスプラウト)』との対戦イベント「すぷ de オセロ!」が開催されます。PR TIMESでプレスリリースが出ていますので、まずはそちらの記事をどうぞ。「すぷ de オセロ!」気軽にオセロ対戦が楽しめる!最強オセロ ロボットとの対戦イベント開催!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000692.000005808.htmlどんな方でもオセロ対戦できるイベント「すぷ de オセロ!」は、オセロを遊ぶ相手がいない、相手と険悪になってしまいそうで気が引ける、そんな悩めるオセロプレイヤーのためのイベントです。このイベントでは伊藤電機株式会社の「Robot Sprout」と対戦できるのですが、強さがなんと20段階に調整できるとのこと。子供や初心者向けの難易度でも遊べますし、最高レベルの20ともなれば複数人で知恵を出し合うことを推奨されるほどの強敵になるようです。イベント期間中にレベル20を倒すことができれば「3D立体オセロ」が特別プレゼントされるので、腕に自信がある方はぜひ挑戦してみてください。このイベントは新橋・虎ノ門にある囲碁将棋喫茶「樹林(じゅりん)」にて開催され、オセロをモチーフにした限定メニューも用意されているそうです。囲碁将棋喫茶「樹林」〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-11 ル・グラシエルBLDG.16号館2階https://jurincafe.jp/オセロのしるし 名称投票開始イベントとは別の話題ですが、オセロについてとある「名称」がツイッターで募集されていました。とある名称というのは、オセロ盤に四か所ある点の名前です。実はこの点、名前が決まっていなかったそうです。名称募集の際にプレスリリースが出ていました。オセロのアノ「しるし」の名称を大募集!4月29日(土)はオセロ50歳のお誕生日!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000689.000005808.htmlすでに名称募集は終了しており、最終候補が以下の4つに絞られています。「4×4丸(ししまる)」「オセるし」「オセロ座」「K点(ケーテン)」決戦投票は、5月19日(金)~5月23日(火)の5日間にかけて、メガハウス公式Twitterにて開催されています。メガハウス公式Twitterhttps://twitter.com/megahouse_toy