VRの世界でボードゲームを遊ぶ、というと個人的にはSFなイメージなんですがもうだいぶ前から現実になっていますね。
今回取り上げるのはVRChat上に公開されたワールド『Esperaization Cave』です。『Esperaization(エスペライゼーション)』というボードゲームを遊ぶためだけに作られたワールドとのこと。
去る8月10日より公開されており、いくつかのネットニュースでも取り上げられています。4Gamerの記事を引用しますので、まずはそちらをどうぞ。
https://www.4gamer.net/games/138/G013817/20230814015/
VRChatのあれこれも気になりますが、やはりどの媒体で遊ぶにしてもどんなゲームか、と言うのが一番の重要事項ですよね。
『エスペライゼーション』は新しい言語を生み出して文明を発展させていく協力ゲームです。
始めに第0世代のカードを公開し、それぞれに名前を付けるのですが元の名前と関係ないオリジナル言語の名前を付けなければなりません。
次に第1世代のカードから1枚見て同様に名付け、それを第0世代の言葉で説明して伝達します。上手く伝われば言葉が増えていき、文明が発展していきます。
一定数言語を獲得すると次の世代、次の世代と進んでいき、採取的にどれだけ言語を獲得できたかで評価が決まります。
初出は2019年のゲームですが、ホビージャパンが現在新装版を開発中です。
https://booth.pm/ja/items/1771206
VR空間で『エスペライゼーション』を遊べる「Esperaization Cave」ですが、Cave=洞窟と言う名前になっています。
その名の通り、このワールドは洞窟を模していてプレイヤーたちは「さすらいの民」として「Esperaization Cave」を訪れます。
洞窟内にはゲームに必要なコンポーネントが石器のようなデザインで用意されており、言語が乏しかったであろう時代の人類をイメージしたデザインになっているようです。
VRとゲームのフレーバーを楽しめるように工夫されたワールド。素晴らしい没入感を味わえそうですね。