本日は新作ボードゲームのご紹介。先月のゲームマーケット2023春で先行販売されていた作品です。
株式会社やまのんから販売されるボードゲーム『マッドネスレリクス/伝声と推理の探索ゲーム』が販売開始されました。
PR TIMESでプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000076359.html
プレイヤーたちはミスカトリック大学の研究チームとなり、カリブ海の海底で発見された謎の遺跡を探索していきます。
特徴的なのは遺跡に囚われてしまい探索するプレイヤー1人と、船上で待機してオペレーターたちに分かれてた協力ゲームであるという点です。
遺跡内のプレイヤーは遺跡の内部を探索していきますが、自分を襲い来る怪異の位置が分かりません。一方オペレーター側は怪異の位置を知ることはできますが遺跡内の構造が分かりません。
お互いの情報は「伝声」でのみやり取りできますが、伝声カードを用いた限定的な情報伝達になります。
お互いの伝えたいことを推理しつつ、遺跡に囚われたプレイヤーを救い出しましょう。
https://www.yanoman.co.jp/topic/boardgame/madness-relics/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C3C5B79R
『マッドネスレリクス』は、実は続編にあたる作品です。内容は独立していて1つで遊ぶことができますが、前作とストーリーに繋がりがあるとのこと。
前作の『マッドネスアワー』もクトゥルフ神話をテーマにした非対称型協力ゲームということで、メカニクスも踏襲されていることが伺えます。
『マッドネスアワー』ではプレイヤーの1人が「少女」となり、他のプレイヤーが「探索者」となります。謎の館を探索するプレイヤーたちを少女が導いていきますが、この少女は果たして敵か味方か……その思惑を推理して正体を見破らなければ餌食にされてしまうかも知れません。
クトゥルフ神話モチーフの作品が好きな方や、非対称対戦ゲームというシステムに斬新さを感じた方はこちらもチェックしてみてください。