アナログゲームのデジタル化はよく聞きますが、まだまだVR化というのは聞かないですね。デジタルはデジタルで便利で遊びやすくて良いですが、目の前にボードが広がり駒が並ぶ感じや対戦相手とのコミュニケーションなどVRならではの良さもあると思うので、これから伸びていってほしい所です。
本日はVR空間でのアナログゲームプレイをサポートする会社が設立されたという話題です。どんな会社なのか、どんなことをしてくれるのか、気になる所です。
PR TIMESでプレスリリースが出ていますので、まずはそちらをどうぞ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122916.html
株式会社バーチャルパーティーが提供するのは「CatsUdon」というシステムです。キャッツうどんと書いて「カツドン」と読ませるようです。ちなみにアイコンは猫とうどんです。うどんなのかカツドンなのか……
どんなサービスかと言うと、VRChat上の部屋(ワールド)の制作を補助してくれるツールとのことです。
VRChatは無料で使用できるVRソフトで、さまざまなワールドが存在しその中で他のユーザーとコミュニケーションを取れます。
カツドンには1000以上のパーツが用意されており、それらを組み合わせて自分だけのワールドを作れるます。TRPGやボードゲームに使えるパーツが豊富で、マーダーミステリーの上演などにも活用されているようです。
元記事には代表のアディン・ヨハネ氏の設立の想いが綴られています。
コロナ禍で時間を持て余し、VRの世界に触れ、そこでの交流やコンテンツに魅せられたのがサービス開発のきっかけとなり、このたび会社の設立に至ったとのこと。
TRPGは複数人で遊ぶものなのでコミュニティを育てていき、今では1000人以上のメンバーが集まるまでになっているとも書かれており、強い情熱を持って活動されているのが伺えます。
ボードゲームも一人で遊ぶものは少ないですし、一緒に遊びたいと思える話の合う仲間がいるというのも大切ですから、こういったコミュニティからVRもTRPGもボードゲームも盛り上がっていくと良いなと思います。