先日、デザインフェスタvol.57に出展してきました!
デザインフェスタだけでなく、そもそも自分主体で出展するイベントは全くの未経験。
この記事は、デザフェスにちょっと興味がある人から、出展してみたいという人に見て欲しい記事です。
デザフェスは、プロアマ問わず参加が可能な、クリエーターのための祭典。
デザインフェスタ有限会社さんが開催・運営しており、技術とアート作品を、存分にお披露目できる最高の機会を提供してくれています。
長い間続いたコロナ禍から、少し落ち着いた雰囲気の中行われる初のデザフェス。タイミング的にも会場の混雑が予想されました。
私が出展したイラストやハンドメイドグッズの販売に加え、お客様の印象を知るためのアンケートも実施。
その一部始終をお伝えしながら、デザフェスという素晴らしい世界について体験した様子を紹介していきたいと思います。
現在、企画を進めている「トレーディングカードゲーム海の仲間たち」は、多くの商品化を希望する声やコメントをいただきました。そんな皆様の要望を是非カタチにしたいと、無謀にもカードゲームの開発を進めることとなりました。しかし、それはSNS上の声、きっと忖度ありのお世辞ではないか?と少し心配になり、まったく知らない人に、このコンセプトを伝えることができたらどんな反応をするのか、本当に可能性はあるのかを知ろうと思ったことがきかっけになったという背景がありました。
実は昨年、視察と称して一度だけデザフェスを見に行きました。そこで感じた印象はまず、「広い...」一日でやっと見回れる程の広さ。そしてデザインや出展作品のビジュアルの質の高さ、なによりクリエイターの皆様が嬉しそうに自分の我が子のように作品を説明している様子を見て。「自分もここに立ちたい」とまるでスポーツ系少年漫画のアスリートのようなセリフを心の中でぼそっとつぶやいたのでした。笑
コンセプトは「海を好きになってもらう」アート作品のお披露目とPR「海の生き物」イラストだけでなく、以前開発したゲームアプリの紹介と現在開発中のカードゲームの参考意見を聞くことでした。
カードゲームコンテンツ以外にも、過去に制作したグッズなどがあったため、準備をすることも少ないと思っていました。
が、会期が近づくにつれて足りないものはないか、最大限効果的に見せることができているのか、これでお客様は来るのかといった想いと悩みが強くなっていきました。(準備は余裕をもってすることをお勧めします!笑
今回準備したものを下記にまとめました。
【備品関連】
販売するグッズ(タオルや缶バッジやステッカー)※データを入稿してオリジナルグッズが作れるサイトへ
アンケート用QR(貼るパネ)
動画を流すサイネージ(電源はレンタル)
搬入、搬出証(車は自家用車で荷台も準備)
出展者証←重要!
机(準備していましたが、しっかりしている会場のレンタル備品に変更。
作品とディスプレイ&POP
チラシ(プリントパックで作成)
ポスター(ラクスルで作成)
大きな垂れ幕(以前、横断幕・懸垂幕キングで作成)
ポスター用のポール
名刺(クリエイターさんと)
椅子(立ちっぱなしはつらい!)
軽食(単身で乗り込んだため身動きとれない)
アクリルスタンド
【会計関連】
レジアプリをipadにインストール
おつりを銀行で用意
(3万円分用意 ※内訳:5000円×2枚,1000円×15枚,100円×50枚)
100均で領収書を購入(今回使用しませんでした。)
準備期間は過去製作したものをどう見せるかを考え、用意したということもあり約1ヶ月半ほど。かなり余裕を物故いていたため、直前に焦りました。
いよいよ会期当日、あいにくの天気でした。
7:00 搬入開始
11:00 スタート
のスケジュールでしたが、家を出たのが7:30頃。
会場のビッグサイトに到着したのは8:30前後でした。到着するまでの道のりや、渋滞の可能性を想定していたらもっと早く出ていたはず、さらに会場搬入口はもちろん渋滞。このあたりで焦りもピークに達しました。(余裕を持っていきましょう笑)
何とか会場のブース位置を確認し隣のブースのクリエイターさんに挨拶。車に戻り荷台で資材を搬入し、もろもろ設置といった流れでした。
(※家の空きスペースで設置のシミュレーションはしていましたので、当日は並べるだけでした)1時間半ほどで設置は完了。
ひと段落して時間が余っていたのでコンビニで念のため昼食を購入。少し余裕がでてきたので会場を見回していると。皆さん作品を描いていたり、物販の準備をしていたりなんだか楽しそう。ここにきてようやく「デザフェスに来たんだなあ」と実感。(遅ッ!!)
午前11:00会期時間を迎え、ついにイベントスタート、20分くらいまで、パラパラと人が増えてきて
11:40分頃には続々とお客さんがはいってきました。
隣のブースは常連のクリエイターさんなのか、開始早々にお客さんがグッズを購入。
焦る「海の仲間たち」さあどうする?といっても何も変わらないので、単身でちょこんと椅子に座っていると。
なんと初めてのお客さんが「カードゲームですか?」ととても嬉しかったのを覚えています。
その後も複数のお客さんが立ち寄ってくださり、海への想いや生物への想いを語らせていただきました。逆にいろんな質問や
商品にしてだったり、生き物に対してだったり、活動に対してだったりいろいろな話をすることができました。
お話の中で特に嬉しかったこと、印象に残ったことは
応援しています
うつぼが好き!
ナマコはないの?
いつ発売しますか?
買った!え?発売はまだなの?なんだ~(すみません...)
かなり幅広い活動ですよね?
どうしてそこまでできるんですか?
フェイスタオルください。←何気に感動で泣きそうになりました。
キーホルダー買います。(※小学生くらいのお子様)←ものすごく嬉しかった。
他にも「イラストがかわいい」「教育によさそう」などご意見いただきました。
年齢や性別関係なく皆さん気さくに対応していただきました。ただただ、嬉しかったです。
グッズなんか売れなくても話せるだけで出展した意味があったとさえ思えました。初めて購入してくださった方には「え?本当ですか?」と言ってしまったような気がします。(※記憶が曖昧...笑)
遠くから足を止めて立ち寄ってくれることがどれだけすごいことなのかを実感。とても貴重な経験となりました。
孤軍奮闘、欣喜雀躍、四苦八苦。こんな四字熟語がまじりあって飛び交うような目まぐるしい展開の中、途中強力な助っ人がきてくれました。
なんと小学校の友人が動画配信者の知人を連れて立ち寄ってくれました。ブースには午前中から一人ですわりっぱなしで飲み物もろくにのめず、
「トイレ行って来いよ、行けないだろ」と。どれだけ有難かったか。
やはり持つべきものは友ですね。後程「Webページをちょっと修正して」笑。
でも事実、本当にありがたかったです。一人出展というのはかなり心細いものです。
(ブースには最低でも2人いるととてもスムーズに運営ができると思います。)
そのあとには家族も差し入れを持って来てくれました。
手伝ってもらったというよりは、なにより家族に自分が何かに打ち込んでいる姿を見せることができたことに意味がある気がしました。
「どう?すごい人たちばかりだろう」「この中で楽しくやっているんだよ」という無言のメッセージを受け取ってくれたかはさておき、なにかを進めていくには「一人だけど、一人ではない」という安心感はとても重要なことだなと改めて痛感しました。
なにか自分が作ったものや表現したいことがまとまってきたらという準備は必要ですが、「デザインフェスタ」是非出展してみてください。きっと多くのことが学べると思います。人の表情、自分の生み出したことに対するリアルな反応、何が未熟なのか。そして何が大切なのか。きっと多くの事に気づくのではないでしょうか。
出展を考えている人、製作することが好きな人、考える事が好きな人は是非、出展してみてください。この記事がその手助けとなれば幸いです。
それにしても「好きを追求する人」って素敵ですね。
Skimieにログインして、ワクワクしながら成長しよう 📈
Skimieは、仕事や勉強にゲーミフィケーションを取り入れ、モチベーションアップをサポートする情報管理サービスです。