今週末にはゲームマーケット2023秋ですが、今日はゲムマの話題は一休み。12月16日に販売される新作ボードゲームのご紹介です。
集英社ゲームズが販売する、マーガレット&別冊マーガレットの漫画作品がモチーフになったゲームです。
漫画に登場するカップルたちがどんな部屋で同棲するかを考えるなかなか珍しいゲームで、全国のanimateで販売されるようです。
animate Timesで記事が出ていますので、まずはそちらをどうぞ。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1699510219
プレイヤーはカップルにピッタリな部屋を紹介してくれる「同棲不動産」の写真となって、カードに書かれたカップルの特徴や原作漫画のストーリーからピッタリな物件を紹介します。
物件は実在の物件をスマートフォンで検索して実際に探すというシステムで、最も良い物件をプレゼンできた人が勝利となります。
ボードゲームという視点では「実在の物件を探してプレゼン」というのは、プレイ時間や他のプレイヤーが調べているのを待つダウンタイムの関係であまり見ないシステムですが「漫画のキャラが同棲する部屋」という妄想を前提にしていれば、妄想自体が楽しいので気にならないかも知れません。
これは私の想像ですが、おそらく漫画のファンの中に「同棲部屋を探す遊び」に興じている人が昔からいたのでしょうね。その遊びをボードゲーム化したように思えます。
モチーフになっている漫画はマーガレット・別冊マーガレットで連載された人気漫画たちです。
『花より男子』『君に届け』『メイちゃんの執事』『アオハライド』など、少女漫画を読まない人でもタイトルは聞いたことがあるレベルの有名作品ばかり。
原作漫画を知らなくても、そのキャラクターがどんな性格なのかカードに書かれており、裏面には名シーン集が描かれているとのこと。
知らないマンガには興味が沸き、知っている漫画では妄想が捗る。少女漫画ファン向けの一風変わったボードゲームです。妄想をプレゼンしたい人は同志と遊んでみてはいかがでしょうか。